トメモリ眼科・形成外科では、ORAシステムを活用した術中計測デジタル白内障手術を行っています。

ORAシステムとは

ORAシステムは、白内障の手術中に眼球の形状を計測して、挿入する眼内レンズの適切な度数を導き出すシステムです。
白内障手術では、水晶体を取り除いて人工の眼内レンズを移植します。眼内レンズには度数があり、患者さまの希望する見え方や職業、生活スタイルに合わせて適切な度数を選択する必要があります。
従来の白内障手術では手術前の検査で眼内レンズの度数を決定しますが、白内障がある状態での検査になるため5%程度の割合で想定通りの見え方にならない場合があります。
ORAシステムを用いて手術中にリアルタイムで眼球の形を計測することで、より理想に近い見え方を実現することが期待できます。

これまでの白内障手術の問題点

手術前の検査だけで度数を決定する従来の手術では、以下のような課題がありました。

1.術後の見え方が想定通りにならない場合がある
2.手術中の屈折の変化に対応できない
3.高精度の乱視矯正が困難

従来の白内障手術では平均的な眼球の形状を想定しているため、眼内レンズを挿入してから度数が強すぎたり弱すぎたりする場合があります。また、術前の検査だけでは手術による切開や水晶体の除去による光の屈折の変化に対応できません。
乱視矯正レンズを挿入する場合は患者さまごとに適した角度でレンズを固定する必要がありますが、従来の手術では手術中の変化に合わせるのが非常に困難でした。

当院の白内障手術の特徴

当院の白内障手術では、希少性の高いORAシステムを活用して、手術前だけでなく手術中にリアルタイムで眼球の形状を計測することで、高精度の手術が行えます。
また、当院が所属する涼悠会グループでは、年間1,500件以上、累計25,000以上の手術を実施しており、その知見を共有することでさまざまな症例に対応できます。
より理想的な見え方に近づける白内障手術をご希望の方は、ぜひご相談ください。

ORAを使用した白内障手術の流れ

ORAを活用した白内障手術は、以下のような流れで行います。

初診

初診の際は診察を行い、眼内レンズの種類や度数を決めるために患者さまのご希望の見え方や生活スタイルなどをうかがいます。

検査

ORAシステムによる術中リアルタイム計測を行う場合も、手術前の詳細な検査は欠かせません。検査結果は患者さまにもご覧いただきながら、わかりやすく説明いたします。

点眼・全身状態の確認

手術当日にご来院いただいたら、麻酔薬や瞳孔を広げる散瞳薬などを点眼します。また、全身の状態が安定しているか判断するため、血圧測定も行います。

手術

手術前に目の状態を確認し、問題なければ手術を行います。手術中には水晶体を取り除いた状態でORAシステムによる計測を行い、適切な眼内レンズを選択します。眼内レンズを挿入したら手術完了です。

経過観察

手術後は定期的にご来院いただき、経過観察を行います。術後のフォローも丁寧に行いますので、ご不安な点は気軽にご相談ください。

術中計測デジタル白内障手術なら
当院におまかせください

ORAシステムは国際的にも精度を評価されており、特に多焦点眼内レンズを使用する場合やレーシック手術を受けた方の白内障手術では術後の見え方に差が生まれる傾向があります。
より精度の高い白内障手術をご希望なら、ぜひ当院におまかせください。

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