| 「流涙症」は一般的には涙目のことで、涙の通り道である「涙道」が何らかの原因で目詰まりし、正常に涙が排泄されずに、目に溜まった涙があふれ出る状態のことをいいます。
悲しくもないのに、涙があふれ出たり、メガネに涙が付着してレンズが曇ったりこのような症状は我慢せず医師に相談し検査を受けて治療しましょう。
【主な症状】
普段から涙があふれて、視界がぼやけることがある。
朝起きると目ヤニが溜まっている。
風などに当っただけで、涙が止まらなくなる。
目が腫れぼったく感じる事がよくある。
メガネのレンズが涙ですぐ曇る。
悲しくないのに、涙があふれてくる。
瞼の周りがただれている。
目ヤニが臭う。
頬の涙が乾きカサカサになる。
【流涙症の治療法】
流涙症の治療は、「涙目」の物理的な原因である涙道の目詰まりの除去を手術によっておこないます。
涙道手術は主に3つにわけられ、これらを組み合わせて治療することができます。
( 1 )涙道プロービング
目詰まりした涙道に金属の棒(涙道ブジー)を通して涙道を開かせる方法です。
( 2 )涙管シリコーンチューブ留置
涙道に直接チューブを挿入し、涙がチューブと涙道の壁との間を通るようにする手術です。チューブは涙道内に留め置き、通院で様子を見て、最終的には抜き取ります。皮膚を切開することはありません。
( 3 )涙嚢鼻腔吻合術
涙道の代わりになるバイパスを作る手術です。
顔面の皮膚を2センチ程度切開して、目と鼻の間の骨を直接1cm程削り、骨窓を形成して涙嚢と鼻腔粘膜を吻合し、涙が鼻へ抜ける道を作る手術法です。
※涙嚢鼻腔吻合術は専門の施設をご紹介させていただきます。
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